空き巣はどのようにして鍵を解錠しているのか

空き巣が鍵を解除する代表的な手口を挙げるとするならば、まずはピッキングという鍵の解錠の裏技の中では王道的な方法が挙げられます。これは、世の中に最も数多く普及しているディスクシリンダー錠を解錠する手口になります。たまに、テレビや映画などでも見かけることがありますが、鍵穴にピックと呼ばれる専用の特殊工具を差し込んでタンブラーを引っ込めることで解錠するという方法です。このピッキングという裏技は、慣れないと時間が掛かりますが、慣れてくると1分も掛からないために空き巣も行う手口となっています。しかも、ユーチューブなどではピッキングの具体的な方法が一般人にも公開されているために、今やピッキングという方法は裏技でも何でもないようにもなってしまっています。

ところで空き巣の場合、鍵の解錠は5分前後としているようですね。それ以上、鍵の解錠に時間が掛かる場合には人に見られやすいというリスクが伴うためにあきらめるそうです。そういう意味から、例えディスクシリンダーであっても二重ロックにすると、空き巣被害に遭う確率も随分と少なくなるようですね。あるいは、耐ピッキングシリンダー錠なる施錠システムも普及しているようです。ただし、あくまでもピッキングが完了するまでの時間を稼ぐことで空き巣の侵入をあきらめさせるという対策に過ぎないようですね。

その他の空き巣の代表的な鍵の解錠方法としては、サムターン回しという手口が挙げられます。このサムターン回しの手口の前では、どんなにピッキング対策を施したシリンダー錠であっても太刀打ちができないとまで言われています。このサムターン回しという空き巣の手口ですが、ドアにドリルで穴を開けたり新聞受けの隙間、あるいはドアスコープなどから特殊な工具を入れて、ドアノブの内側に付いているサムターンを回してしまうという荒業になります。その対策としては、サムターンカバーが市販されていますね。和光市の鍵屋さん、鍵開け110番はこちら

参考:空き巣対策ナビ