20年前と今の鍵っ子の違いを発見

昔も今も、世の中には一定数「鍵っ子」と呼ばれる子供が存在しています。両親が共働きであったり、父子家庭もしくは母子家庭だったり、理由は様々ですね。保育園などであれば夜遅くまでやっているところもあったりしますが、小学生ともなれば基本的に学校が終われば家に帰ることになります。親の仕事が終わるまで友達の家にいさせてもらうとか、祖父母に面倒を見てもらうとか、学童保育に行くとかそういう子以外は、家の鍵を持ち歩いて鍵っ子として生活しているでしょう。

そんな鍵っ子は昔も今もいるのですが、20年前の鍵っ子と今の鍵っ子の、決定的な違いを発見しました。それは「携帯電話」の存在です。鍵っ子で家にひとりぼっちだとしても、携帯電話があれば友達や親といつでも繋がっていられるんですね。昔は勉強するか何かおもちゃで遊ぶかしないとすることがありませんでしたが、今は携帯電話でメールや電話をすればひとりぼっちじゃないんです。ましてや最近は子供用携帯もあったりして、小学生でも意外と持っていたりします。携帯電話は大人が持つ物、子供には高級すぎるおもちゃという時代は、もうとっくに終わったわけです。それに、親だって携帯電話を持っていますから、何かあった時にはすぐ連絡することができます。親としても、一人残している子供に一台持たせておくと、結構安心できるものですしね。

他にも、鍵の種類や仕組みが大きく変わってきているという面もありますが、一番大きな違いは携帯電話の存在でしょう。鍵っ子であることに変わりはないのですが、いつでも誰かと繋がれるというのは、非常に大きな安心感に繋がっていると思います。